仕上げのワンポイントアドバイス (2025年5月26日)

仏像彫刻【上級】の木材を彫っているリピートのお客様よりご質問がありました。

 

【ご質問】

顔の面全体が、鉛筆の跡か、手垢かで黒ずんでしまったのだが、対処方法がありますか?

とのこと。

 

【結論】

これは薄く断面を削るしかありません。

黒ずまないように、事前に白手袋をつけて、仕上げをしています。

写真のように、木材を触る方の手に付けて、彫っています。

これでも黒ずむのであれば、彫刻刀の切れ味が落ちているので、研ぎ直しが必要になります。

 

私にとっては当たり前になってしまっていることですが、

こちらのお客様に聞かれて、

他のお客様でも同じように思う方がいらっしゃるのかもしれないと思い、こちらの投稿をさせて頂きました。

 

こちらのサイトから、木材をお買い上げを頂いた方限定で、当工房のLINE登録が可能です。

LINEは、画像も送り合えるので、わからないことを聞いて頂くことも出来ます。

(本業の間に、ご連絡しておりますので、返信に時間がかかる旨はご了承ください。)

 

こういうささいなことですが、仕上げが大きく変わるので、是非知っておいてください。

 

またお客様からのご質問で共有できそうなことがあれば投稿します。